たまのマジメ

読んでた本の一節に都々逸が出てくる。
片手で、手と手合わせて ”ああ、幸福”と 二人で拝んだ窓の月
この幸福にふってあるルビが秀逸だ。もったいない、ときたもんだ。
んー!と唸って、じわっときて、思わず膝を叩きたくなるとは、このことだ。
これは西行の、かたじけなさ、の延長線上にある。断言する。
似非愛国者やインチキ保守には、わかるめェよ。

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